神話をテーマとした精緻なマーケットリーが目を惹くブックエンド。
より近く手元にあるデスクトップ用の小家具に、小さいながらも手が込んだ凝った一品はいかがでしょうか。
今回ご紹介するのは、日々の鑑賞により深い愉しさを味わっていただけるであろうブックエンドです。
ベースとなる材は輝くリボン杢が美しいマホガニー。側板の外側には細かなマーケットリー（絵画的象嵌細工）が施されています。
中央には山羊がひくチャリオットに乗ったクピド。
クピド/Cupidはキューピッド、もしくはエロス、そしてケルビムともいわれる有翼の子供の姿をしたもの。ゼウスとアフロディテの子供とされ、愛と無垢の象徴でもあり地上と天界を結ぶものともされています。（諸説あります）
そのクピドをメーンテーマとし、ベース部分にはアラベスク文様に鳥を組み合わせ、中心には生命の壺を彷彿とさせる花瓶を配した格調高いデザインとなっています。
マーケットリーの材は定かではありませんが、恐らく周囲はバーウォールナット、グリーンの部分は神の木ともよばれるパロサントかもしれません。
ブックエンドとしてお使いいただくのはもちろん、ベースをたたんだままパネルとしてディスプレイしていただいても、十分鑑賞に耐えるものと思います。
遥かな古代から伝えられてきたモチーフを、貴方の蔵書と共にお愉しみください。
＊1点当たりの重量はそれほどございませんので、ベースを広げ、2個セットで本を挟んでバランスをとってください。
Country：英国
推定製造年代：1950年代頃
材：木（マホガニー、他）
1個あたりサイズ：幅約13cm 高さ約16.5cm 奥行約9.8cm
重量：162g/157g
在庫数：1セット
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